荒川のセントアンドリュース
荒川のセントアンドリュース、戸田パブリックゴルフ場。
もう10年以上、川崎から通っています。
中央環状が開通してからは、アクセスが飛躍的に良くなりました。
去年の台風で冠水し、河川敷ゴルフ場の衰退が危ぶまれましたが、スタッフさん達の懸命な復旧作業の結果、約2ヶ月後に再開し、歓喜に打ち震えました。
バンカーが3~4ヵ所、復旧しませんでしたが、1年経った今、芝付もほとんど問題ないレベルまで戻り、名門コースの名に恥じないコンディションになりました。
ここの良い所は、
・都心に近い(戸田南ICから10分)
・予約なしで、到着順にスタート
・あまり混まない
・距離は十分(ロングは500y超)
・易しくはない(特にグリーン周り)
河川敷だから、9Hしかないから、とか言って甘くみていると痛い目にあいます。
よく、「練習ですか?」とか言ってくる人いますが、とんでもない。
私の場合、毎回が本番です。戸田を練習気分で回れるほど、技量はありません。
因みに、戸田のコースは全9Hで、ラウンドは2周回ることになります。
休日の予約枠では、前半は白旗グリーン、後半は赤旗グリーンになり、趣の違うグリーンが楽しめます。
もう目をつむってもラウンドできるようになったので、目をつむりながら、各ホールのおさらいをしましょう。
スコア100ぐらいのゴルファーの攻略方法です。
【1番ロング】
清々しいまでにまっすぐなロングホール。
左サイドはOBなので、基本、右半分に玉を運びながら進みます。
白旗は易しいですが、赤旗は手前バンカーと奥が鬼門なので、ティーショットの距離が今いちの時は無理せず、ウェッジの距離で4オンを狙います。
【2番ショート】
ここは白旗と赤旗で、全く違うホールです。
白旗は、平日は190yから打たせるので、何かと力みがちですが、欲張らず2オン狙いで行った方が、結果はいいです。
お椀グリーンで、奥にこぼすと大たたきします。
赤旗は、距離は150yと普通ですが、右は池とバンカーなので、基本、左から安全に行きます。
【3番ミドル】
距離の短いサービスホール。
フェアウェイど真ん中の200y近辺にバンカーがあり、よく入りますが、出すのは簡単ですし、そのままグリーンに寄ることもあります。
ここの鬼門は赤旗。グリーン左がOB、右がバンカーなので、2オンは狙わず、手前から慎重に寄せることを心がけます。
【4番ミドル】
唯一、ティーショットOBの心配をしないで済むホール。
白旗はティーグランド前に池が立ちはだかるので、ドライバーにチョロが出がちな時は、得意なクラブでひとまず池を超えます。
赤旗は池もなく、距離も白旗より30yほど短いので、ここはパーを狙いましょう。
【5番ロング】
荒川の魔物が棲む、アーメンホール。
難しいのは、ティーショット。左はOB、右は池(というかブッシュ)
フェアウェイは猫の額なので、その日の調子により、OB避けて池でもよしとするか、得意なクラブでクリーク越えで良しとするか、マネジメント力が試されます。
無事グリーン近くまで運べたとしても安心できません。
赤旗は3番の赤旗の同じ構造で、右バンカーに入れるとジエンド。逆に左バンカーは簡単なので、むしろ変なところからバンカー越えするくらいなら、左バンカーに入れてしまった方がいいくらい。
【6番ミドル】
ここも5番ロングに次いで、難しいホール。
休日とかの混む日は、ここで3組ぐらいの待ちがでます。
原因は、グリーン手前の池。池の神様への献上玉が100万個ぐらい沈んでいます。
レイアップすれば、最低でもダボで上がれるのに、毎度池越え2オンを狙って撃沈します。
バカは死んでも治らないとは、このこと。
【7番ミドル】
5番、6番での緊張が、このホールで少し緩みます。
特に赤旗は距離が300yちょいしかなく、北風の冬場、パワーヒッターはワンオンします。
ここでの大たたきはあまりなく、パーを取りやすいホールと言えます。
【8番ミドル】
左に直角にドッグレッグするホール。
本当は難しくないのだが、コースの構造を頭に入れいないと、ドツボにはまりやすい。
理由は、隠れて見えない左の池と、第2打を絶妙に阻む木の存在。
あまり遠くに飛ばしてもメリットがないので、この木を避ける計算を入れて、使うクラブを考えます。
上級者のほどんどは、アイアンでティーショットしています。
【9番ショート】
いよいよラストホール。ここでも気を抜くと、大たたきのお仕置きが待っています。
私は乾燥したバンカーが苦手で、ガードバンカーで何度も大たたきした経験があるので、方向性に自信がない時は、グリーンを狙わず、2オン狙いで行きます。
お腹いっぱいになりましたでしょうか?
同じコースばかり行くのは退屈な方もいらっしゃると思いますが、私の場合、技術の進歩があまりないので、たぶん、この先も戸田に通うのだと思います。
たまに対岸の朝霞パブリックにも行きますし、そこにはそこの良さがありますので、いずれ朝霞のことも書いてみたいと思います。