コロナ融資、出ました
GW前に公庫のウェブサイトから申し込んだコロナ融資、正式名称「新型コロナウィルス感染症特別貸付」ですが、今月に入って、ついに融資が実行されました。
起業者にとって身近な公庫融資なので、申し込まれている方も多いかと思いますが、融資実行に至るまでの顛末を簡単にレポートします。
融資に至る迄のスケジュール
・4月中旬 公庫のウェブサイトより融資申込
・翌日 下記の必要資料を公庫支店宛郵送
① 受付画面のプリントアウト
② 決算書2期分
③ 売上減少の申告書(所定の書式)
・6月中旬 公庫より電話、追加資料の説明
・翌日 下記の追加資料のPDFをメール
④ 個人確定申告書(直近分)
⑤ 法人税領収書
⑥ 直近で実行された融資の返済明細
・6月下旬 融資決定、必要書類到着
・翌日 下記の書類を専用センター宛発送
⑦ 融資契約書
⑧ 法人印鑑証明書
⑨ 確認書
・7月上旬 融資実行
実行された融資の詳細
・金額 300万円
・使途 運転資金(コロナ影響の売上減少分)
・期間 6年(内、据え置き期間1年)
・金利 1.36%(当初3年間は0.46%)
融資実行に至るまでの顛末
時間はかかったものの、一度も店舗に赴くことなく、メール、郵送、電話のみで融資が実行されたのには、驚きました。
公庫融資と言えば、申し込みと審査のための面談、最低2回は店舗に行く必要があったので、これも新しいソーシャルディスタンス文化の恩恵でしょうか。
融資条件については、金額・期間共に大幅に削られましたが、最初からこんなもんだろうとは思っていたので、それよりも、融資が滞りなく実行されたことに感謝です。
周りから、零細法人はせいぜい数百万円が限度と聞いてましたので、300万円の実行額は、まあまあだと思います。
6月中旬の電話で言われたことは、今回のコロナ融資は、コロナに直接関係するもの、はっきり言えば運転資金以外の使途は難しいとのことでした。
ただ、300万円というのは、なんとなく担当者がその金額感に誘導したがっていて、こちらも話を合わせたという感じなので、もうちょっと根拠を明確にできれば、少々の上乗せは可能だったかも知れません。
なお、融資期間は、公庫のウェブサイトに掲載されている制度上の上限期間をそのまま書いただけなので、当然短くされる前提でした。案の定、担当者からその場で、1年据え置き後、5年の分割返済になると言われ、実行もその通りの条件でした。
金利は、当初3年間は0.46%!
月に直すと千円ちょっとの支払いにしかなりません。
持続化給付金と違って返済義務はあるものの、公庫はやはり零細事業者の味方だなと、つくづく感じた次第です。